NODA・MAP第19回公演 エッグ

再演で観ることができたエッグ
野田秀樹氏の戯曲は以前にマームの藤田さんによる『小指の思い出』を観劇している、演者と舞台美術の迫力にただただ圧倒して戯曲は難解で理解できないまま、ふゆふゆと帰った記憶

エッグもやはり難解であった…
劇中に“あ、これはきっと何かを示唆している”とは気づくものの、無知な私にはそのキーワードの引き出しがなく、パズルを完成できないような気持ちで観ていた

観劇後に気になるキーワードを調べて
そこで知った
数々の酷い出来事や無念さ

後になって襲ってくる恐ろしいもの

怖くて怖くて仕方なかったけど、この機会に知ることができてよかったと思うことすべて
もう一度観ることができたら と思う
まだキャッチできていないものが沢山ある気がした

脚本以外の部分、
舞台美術も演出も素晴らしかった
魔法のようだった
衣装はひびのこずえ氏、シルエットや素材感が素敵で、何度もオペラグラスをのぞきみた
音楽は椎名林檎氏、うわぁ～ぽい～と思った、深津絵里の声がよく合っていて、本当に実際に存在するアーティストのようにも思えた

正直、芸能人の出演する舞台が苦手であったが、、
野田地図の世界観
もっと他の作品も観てみたくなった